同書の翻訳は、当初は国立遺伝学研究所への依頼であったが、現役世代への負担になるとの同研究所の判断から、遺伝学普及会の事業としての打診があり、シニア世代を中心とするグループによる活動として行いました。
参加メンバー(アルファベット順に下に記載)は、遺伝学とその関連分野のシニア世代と若干名の現役世代で構成されています。
安藤麻子、藤澤敏孝、長谷川政美、広瀬進、池村淑道、猪子英俊、木村穣、松浦悦子、武藤昱、岡穆宏、高畑尚之、山尾文明、米川博通
このセミナーは、公益信託進化学振興木村資生基金の支援のもとに、本院とは別組織である「木村資生記念進化学セミナー実行委員会」が実施するが、当該分野のシニア世代が中心となって立案・企画しています。
1970年代に木村先生が継続的に開催されていた「遺伝研夏期セミナー」を踏襲して、夏期に遺伝研において短期合宿形式で行います。現役世代とシニア世代の約10名が講師となり、進化の研究を志す学生、今まさに研究を進めている学生や研究者、さらには教育関係者に対し、進化学の基礎的な知識からゲノム研究や人類進化などの最先端の話題までを提供しました。
2017年8月2日〜6日に開催、受講生50名。
木村資生記念進化学セミナー実行委員会は、下記のシニア世代の3名と現役世代の3名で構成されています。
シニア世代:長谷川政美、池村淑道、高畑尚之
現役世代:岸野洋久、斎藤成也、手島康介