◇第97回日本遺伝学会大会にて

第97回日本遺伝学会大会(神戸大学:2025年9月10日〜12日)

 

人生百年時代と言われる長寿社会になると、シニア研究者としての研究可能期間が長くなり、加えてAIの様な新技術の登場により、シニア研究者が研究し易い環境が整ってきました。年齢による定年制の無い研究機関の必要性が高まっています。

学会や論文発表では、所属研究機関の記載が求められます。名誉教授等であれは、その機関名を使うのが一般的です。名誉教授等でなくても、発表の研究内容について、部分的でも所属した機関で行われていれば、その機関名を用いる事には問題がないと思えます。しかし退職後に10年も経過すると、名誉教授であってもやや戸惑が生じる可能性がありますし、研究発表の課題が在職中とは大きく異なってきた際には、戸惑の度合いが大きくなる可能性があります。

遺伝学普及会の「シニア科学アカデミー日々思考実践院」は、年齢による定年制の無いバーチャル研究機関として設けられています。今回はこの設置目的の実践として、日本遺伝学会第97回大会と日本進化学会第27回年大会での学会発表用に、「公益財団法人 遺伝学普及会 シニア科学アカデミー日々思考実践院」を発表者の所属機関に加えた演題申し込みを行いました。 


◇第94回日本遺伝学会大会にて

第94回日本遺伝学会大会(北海道大学:2022年9月14日〜16日)において、2、3日目の昼の時間に昨年度退職された4名の先生による最終講義を行いました。

 

2日目(9月15日):佐々木裕之先生、鈴木仁先生

3日目(9月16日):中別府雄作先生、斎藤成也先生